
お金の貸し借りは、信頼ありき
私たちが普段使っているお金。これらは言い換えるならば「信頼」と言えます。
例えば、誰かにお金を貸すとき。このときにはお金は一瞬で信頼に変わります。あなたは初めて会った人から「お金を貸してください」と言われたら、いくら貸しますか?
ちなみに私は1円も貸しません。
ただ、その人がどうしても困っているようだったら、貸すではなく渡す覚悟でお金を貸します。返って来ないものとして。
では、これが小さいときからの大親友から頼まれた場合だったらどうでしょう?
金額は人によって差があるかもしれませんが、大親友が困っているならば貸そうかなと思うのではないでしょうか。「きっとこの人だったら、貸したら返してくれる」それはまさしく信頼をしているからこそ、思える感情です。
お金の貸し借りは、しないほうが吉
この信頼はお金を貸した時にのみ、感じるものではありません。貸した後にこそ、お金と信頼の関係について感じることが多いことでしょう。
もし万が一、お金を貸した相手がお金を返さなかったなんてことがあると一瞬でその人との信頼関係は崩れます。
これはお金を貸しているのではなく、信頼を貸しているからこそ。お金の貸し借りはトラブルのもと。状況次第では仕方ない場合もありますが、出来るだけ行わないようにしましょう。

銀行のお金は誰のお金?
お金は基本的に信頼によって成り立っています。
たとえば、今あなたの財布の中に入っているお金。これは本当にあなたのお金ですか?銀行に預けているお金も同様です。
あなたがATMで自分の残高を確認して、お金を引き出したとして。そのATMから出て来るお金はあなたが預け入れたお金ではありません。誰かが預け入れたお金です。
それを「これは私のお金」と信頼することによってお金というものは成り立ちます。友だちにあなたのお金を目の前で盗られて、返せよと言ったとき。あなたはそのお金が自分のお金だと証明することは出来ますか?
きっと難しいのではないかと思います。お金に名前が書いているわけではありませんから。それほどに、私たちはお金というものにある程度の信頼を置いて、生活をしています。
江戸時代の人にATMから引き出したお金を「これは自分のお金です」だなんて言ったとしても到底、理解はしてもらえないかと思います。今の時代で言えば、キャッシュレスも同じかもしれませんね。
田舎のおばあちゃんが経営しているような駄菓子屋さんでお会計をするときにスマホを出して「支払いはこれで」だなんて言っても、怒られてしまうかもしれません。
いつの時代であってもお金は信頼だという考え方は変わりません。お金の新たな一面を知って頂けたのではないかと思います。
補足:投資をやるならお金の勉強はもっと大事になる
投資に手をつけるなら、大きなお金を動かすことになります。お金の貸し借り以上にお金について知ることが大切なので、私は異次元トレーダーAnikiから勉強しています。
気になった方はぜひツイートを読んでみてください。